映画界の巨匠も絶賛 世界が注目する話題の『人肉アイテム』とは
日テレNEWS
目や指など人体の一部を精巧に再現したアート作品『人肉アイテム』。CNNやニューズウィークをはじめ、海外メディアに取り上げられるなど、日本だけでなく世界でも話題となっています。5月20日まで渋谷にて『人肉アイテム展』を開催している発案者のdooooさんにお話を伺いました。
インタビュー中、まず目に付いたのが首にぶら下げた『人肉アイテム』。人間の目が付いたミラーボール兼ネックレスでコントローラーを使って操作すると目が閉じたり、開いたりと動かすことができます。 ――渋谷に来るまでそれをつけてきたんですか? そうですね。知らないおばあちゃんに「これは何ですか?」みたいに言われて、「ミラーボールでのネックレスです」って言うんですけど、まったくピンと来てなかったですね(笑)。 笑顔で話すのは『人肉アイテム』の発案者・dooooさん。ラッパー・BIMさんなどが所属するヒップホップクルー・CreativeDrugStoreのDJ・トラックメイカーとしても活躍しています。 ――『人肉アイテム』はいつ頃から制作されているんですか? 5年前からです。自分の1枚目のアルバムを出すってなったときに音楽以外で自分のことを表現できたらなと思って。MPCっていう音楽を作る機材なんですけど、これを一番長く使っていたのと、SFとかホラーが好きっていうのが自分の中ですごい大きかったので。それを全面に出したいなって思って、人の肉とMPC合体させちゃえば“自分”というのがみなさんに伝わるかなって思って作りました。 ――SFやホラーがお好きなんですか? 根っこにSF映画好きというのがあるので。たとえば映画『エイリアン』でデザインを担当したH・R・ギーガーっていう人が好きなんですけど、エイリアンの持つ重厚感とか、本当にいそうな雰囲気が出るのがかっこいいなと思うので。本物に見える、身近に見えるものをかっこよくするのが好きです。