23日から大雨見込み 金沢、梅雨入り前に夏至
1年で最も昼が長い夏至の21日、石川県内は曇りで雨の降る所があった。正午までの最高気温は志賀30・0度で真夏日となり、金沢27・9度など残る10地点で夏日を記録した。金沢地方気象台は熱中症に注意を呼び掛けた。 梅雨入り前に夏至を迎えた金沢市内は上空にどんよりとした曇り空が広がり、道行く人は雨の季節の気配を感じ取った。気象庁によると北陸地方の梅雨入りは平年が6月11日ごろで、1951年の統計開始以降、最も遅いのは58、87年の6月28日となっている。 気象台によると、県内は前線を伴う低気圧の接近により、23日から24日にかけて大雨となる見込み。 24時間降水量は、23日正午までに加賀、能登ともに100ミリ、23日正午~24日正午に加賀120ミリ、能登100ミリを予想する。気象台は能登半島地震で地盤の緩んでいる所があるとして、土砂災害などに警戒を呼び掛けている。