新潟、33歳MF島田譲との契約満了を発表「最後までこのクラブのために魂を燃やしたい」
アルビレックス新潟は27日、MF島田譲が契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することを発表した。 1990年11月28日生まれの島田は現在33歳。左足のキックに秀でるとともに、ハードワークも武器とする“熱きボランチ”は、鹿島アントラーズの育成組織から早稲田大学を経て、2013年にファジアーノ岡山に入団。2017年から3年間はV・ファーレン長崎でプレーし、2020年にアルビレックス新潟に加入すると、すぐさま主力に定着した。2022シーズンは直接FKから2得点を挙げた他、4アシストを記録するなど昇格に大きく貢献。ただ今シーズンは、ここまで公式戦25試合の出場とベンチを温める機会も増えており、リーグ戦直近4試合出場なしとなっていた。 今シーズン限りでのアルビレックス新潟退団が発表された島田。在籍5年で公式戦通算166試合に出場し4得点13アシストを記録した同選手は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「契約満了にともない、5年間在籍したこのクラブを離れる事になりました。毎週あれだけ多くの観客の前で、日本一のサポーターの声援を背に闘った日々は、僕にとって本当に夢のような時間でした。熱狂的なサポーター、温かく支えてくださるパートナー企業の皆さんや地元の方々。皆さんのおかげで、改めてサッカー選手としての幸せを感じることができました」 「そして、一体感のある家族のようなチーム、尊敬できる監督やスタッフ。皆と築き上げた唯一無二のスタイルのおかげで、毎日の練習や試合が最高に楽しかったです。新潟で戦えたことは僕の誇りです。この5年間僕に関わってくれたすべての方々に心から感謝しています。本当にありがとうございました。まずはアルビでの残り11日。チームの残留、そして1つでも多くの勝点を積み上げて来シーズンに向かえるように、最後までこのクラブのために魂を燃やしたいと思います」
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