ホイールをぶつけずに縁石ギリギリまで寄せるテクニックは「付箋」があれば大丈夫! いまからでも遅くないので試してみよう
付箋紙と養生テープがあれば解決できる
新品のタイヤ&ホイール、あるいは選び抜いたお気に入りの社外ホイールは、縁石などにぶつけてガリ傷を作りたくないですよね。とはいえ、運転席(右ハンドル車)から反対側になる左側の車両感覚があいまいで、道路の左側に寄せて止めるのは苦手という人も多いようです。 【画像】簡単なお助けアイテムで解決!「路肩に上手にクルマを寄せるコツ」を見る(全8枚)
正しいシートポジションに座ることが重要
縁石に近いところまで寄せてからクルマを止めたいところだが、タイヤ&ホイールを縁石にぶつけるのが怖く、縁石との間隔が開いてしまう人はかなり多い。もっと自信を持って、路肩の縁石ギリギリにクルマを寄せるためのコツはあるのだろうか。 例えば、マイカーなど乗車頻度の高いクルマであれば、簡単なお助けアイテムひとつでかなり簡単に解決できる。そのお助けアイテムとは、付箋紙と養生テープだ。 手順としては、まず正しいドライビングポジションに座ること。シートに奥深く座って、シートバックを立て気味にし、肩がしっかりシートにあたった状態で手を伸ばす。そして伸ばした手の手首がステアリングの上端に乗るまで座面を前進させる。
車両左側を線と平行に止め、付箋を貼る
次に広い駐車場の隅っこなど、他人に迷惑のかからない安全な場所に出かけ、駐車場の白線、あるいは縁石、路肩などに沿って、クルマの左側をその線と平行に止める。このとき、できるだけ白線や縁石に寄せて止めたいので、できれば家族や友人に助手をお願いし、誘導してもらうのが理想的だ。ピタリとちょうどいい間隔で左側に寄せ、付箋紙をダッシュボード中央付近に縦(前後方向)に貼る。 そして、運転席からフロントウインドウ越しに見える白線もしくは縁石と、付箋紙の延長線が重なるように付箋紙の位置を微調整。 位置決めができたら、剥がれやすい付箋紙ではなく、養生テープなど張り替えて、あとは路肩に停車するたびに、そのテープを白線・縁石がピタリと重なるように止めればOK。テープが劣化する頃には、車両感覚も掴めているはずなので、テープをはがしても、左端に寄せることの苦手意識はなくなっていることだろう。 なお、バックで左端に寄せるときは、横着せずに左側のドアミラーを下向きに動かし、リアタイヤの位置と縁石との間隔を見ながら寄せるのがポイント。ギアをリバースに入れるとミラーが自動的に下がるユーザーフレンドリーなクルマもあるが、そうでないクルマは手動でミラーを調整、活用することが重要だ。 またアラウンドビューモニターなども非常に有効だが、表示される車両アイコンと、周りの画像に映っているものとの位置関係は、実際とは異なっていることがあるので、この誤差もあらかじめ実測し、確認、把握しておくことを忘れずに。
藤田竜太(FUJITA Ryuta)
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