「この会見って一体何なんですか」記者もイライラ…田畑裕明議員 “不適切な党員登録” の質問に「調査中」繰り返す
田畑議員「払えんというか、なかなか難しいがならば俺が面倒見てやるよって言って払っていただいたという流れを言おうかなと思うんです。対外的には。おじさんも亡くなっておられるので経過はわからないんだと」 この発言について、田畑議員は。 田畑議員「そこもしっかり調査をしながらですね、しっかりとお答えをさせていただきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思っています」 また、田畑議員は支援者に対し、一部の従業員の党費について本人たちが負担していたことにしてほしいと口裏合わせを持ちかけています。 ■ほとんどの質問に「調査中」…ついに記者が 田畑議員「どう言えばいいかな。自分の分の党費は払っとったって言ってほしいもちろん」「それはいつも会社にまとめて集金に来たらまとめて払っとったっていうことで合わせてほしいです」「もちろん俺が合わせてって言ってたっていうことも当然いわなくてしてもらいたいと思います」「そこだけ言ってくれれば話があうので」 毛田キャスター「一部の従業員の党費を負担してほしいと口裏合わせをするような発言がございます。まずはご記憶ございますか」 田畑議員「全ての会話の内容については記憶はございませんが、当人の方とのですね、人間関係の関係性ですね。そこから非常に私も相談を兼ねて、また少しひょっとしたら甘えもあったのかもしれませんが、憶測による見立てを話したつもりでございましたので」 具体的なストーリーを描きながらもまたも、憶測による見立てという主張を繰り返しました。 従業員名簿をもとに党員登録を行ったかや、企業献金を党費の支払いに充てたかなど、ほとんどの質問に対して「調査中」を理由に回答を避けました。 ■何一つ答えられない、この会見は何なのか 報道陣からはこうした姿勢を疑問視する声が相次ぎました。 記者「調べればわかるというか、自明の理であるようなことですらも調査中だから答えられないというのは。どうなんでしょう。姿勢として。本当にそれでいいんですか」
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