<速報>ダルビッシュ、最終リハビリを無失点クリア、29日メジャー復帰へ
レンジャーズのダルビッシュ有(29)が現地時間22日、テキサス州フリスコで行われたマイナーリーグの フリスコ・ラフライダーズの所属としてサンアントニオ・ミッションズ戦に先発。6回、87球を投げて3安打6奪三振1四球、無失点の内容で、最終リハビリ登板を終えた。 ダルビッシュが浴びた3安打のうち、2本はボテボテのゴロをダルビッシュがお手玉したものと、バットの先で拾われたアンラッキーなヒットで、実質芯で捉えられたのは1本だけ。全球種、特にカーブを要所に使い、本人は、「抜くところは抜いた」というが、ストレートの質、コントロール、変化球のキレともに文句のつけようがなかった。 6回は先頭打者を出すが、併殺を狙いにいってボールを動かし、計算どおりに3-6-1のゴロに打ち取り、この回をわずか9球で終える“神業”を披露。6回90球の限定登板だったが、最後に球数を整え87球に、まとめてみせた。 「思ったよりも凄くいい球が行っている」と、ダルビッシュも感触をつかんだ。 昨年3月にトミージョン手術を受けたダルビッシュは、順調にリハビリメニューを消化、マイナー戦でのリハビリ登板はこれが5試合目で、合計20回を投げて、防御率0.90、9安打、21奪三振の内容。明日、23日に行われる肘のフィジカル検査をクリアすれば、現地時間28日(日本時間29日)のパイレーツ戦でメジャー復帰することになる。