「世界に夢と希望を」 花園開幕、51校が熱戦へ 高校ラグビー
第104回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教育委員会主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕した。予選を勝ち上がり、全国から集まった51代表校が来年1月7日の決勝まで、高校ラグビーの聖地で熱戦を繰り広げる。 開会式では選手が入場行進。城東(徳島)の小野晏瑚(あんご)主将(3年)は「ラグビーに打ち込めるこの環境は多くの方々の支え、そして平和な日々によって成り立っています。災害等の苦しみの中で、夢をかなえることが難しい方々もいらっしゃいます。参加選手全員が一つになり、この世界に夢と希望を与えたい。そんな願いをラグビーで体現します」と宣誓した。27日は1回戦9試合がある。 大会日程は次の通り。 1回戦=12月27、28日▽2回戦=30日▽3回戦=1月1日▽準々決勝=3日▽準決勝=5日▽決勝=7日。【大坪菜々美】