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（ブルームバーグ）： 自動運転技術を手がける中国のホライズン・ロボティクス（地平線机器人）は24日、香港株式市場に上場し、取引開始後すぐに株価が38％上昇した。香港での新規株式公開（ＩＰＯ）復活に対する楽観論に拍車をかけた。

ホライズンの株価は5.12香港ドルで始まった。ＩＰＯ価格は3.99香港ドルだった。

自動運転システム向けのソフトウエアとハードウエアを提供するホライズンが香港で実施した６億9600万米ドル（約1060億円）規模のＩＰＯには、英資産運用会社ベイリー・ギフォードが参加。取引所への23日の届け出で、ブルームバーグが先に報じた内容が確認された。

ベイリーはＩＰＯで約20億2000万香港ドルを投資。同社には５億700万株が割り当てられた。

事情に詳しい関係者によれば、ノルウェー中央銀行投資管理部門（ＮＢＩＭ ）や米運用会社ウェリントン・マネジメント・グループもＩＰＯに参加した。

ベイリーによる応募は５億米ドル強相当で、コーナーストーン投資家の分を含めた機関投資家向けの割り当てをカバーするのに十分な規模だった。だが募集を上回る応募があったため、同社への割り当ては応募額より少なかった。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。

今回のＩＰＯは、ロングオンリーのグローバル投資家、テクノロジーのスペシャリスト、中国ファンドから強い需要があったという。

ホライズンとＮＢＩＭ、ウェリントンの各担当者はコメントを控えた。

原題：Horizon Robotics’ Shares Jump 38% in HK After $696 Million IPO、Baillie Gifford, Norway Fund Invest in Horizon Robotics IPO (1)

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