「読める方、いますか?」玉音放送を聞いた21歳の祖母の日記を解読…大正から令和に伝わった“温度と色彩”
大正13年生まれの祖母が98歳で亡くなり、遺品整理をしていたところ日記が見つかった、というエピソード。 15日の日記の最後には「仇を打とう」と記されているが、翻訳を読んだemyuさんは「家族としては、直前の文章から察するに『軍事力でやり返す』のではなく『新しい日本を復興して見返そう』と読み取った」と話してくれた。 精神科医の木村好珠氏は「この日記を21歳の若い女性が書いたことが感慨深い」としたうえで以下のように話した。 「我々は教科書を通して“起きたこと”はわかるが『当事者がどんな思いでいたか』までは知らない。そのため、“誰に見せるわけでもない当時の方々の本心の一端”を日記を通して知れたことは貴重だ。読後に“言葉にできない感情”を抱くかもしれないが、その感情を感じることが大切なことなのだ」 さらに木村氏は「これこそがXの本来の使い方だ」と強調した。 「久しぶりにXでいい話を聞いた。どうしても炎上など暗い話が多いが、本来はこうやってみんなで助け合って1つの大切なことのために使うべきだ」 (『ABEMAヒルズ』より)