人気漫画「ベルサイユのばら」の主人公をデザインしたマンホールのふたが11月11日、千葉県柏市内に設置されました。 　柏市制70周年を記念して作られたマンホールのふたにデザインされたのは、漫画家の池田理代子さんの代表作「ベルサイユのばら」の主人公たちです。 　「ベルサイユのばら」は、18世紀後半の革命期のフランスを舞台に、将軍を務める貴族の「跡取り息子」としてふるまう男装の麗人「オスカル」と王妃マリー・アントワネットの人生を軸に描いた壮大な群像劇です。 　執筆当時、作者の池田さんが市内に住んでいたことが縁でふたの製作が実現したもので、ベルサイユのばらのデザインマンホールのふたが設置されるのは全国で初めてです。 　ふたは11日から柏駅西口の柏高島屋前など市内3か所に設置され、市では2025年4月ごろにマンホールカードを配布して、市の取り組みなどをPRすることにしています。 　通りかかった人たちが「見とれるほどきれい」などと言いながらスマートフォンで撮影していました。 　池田さんは、「柏市に住んでいた20代半ばに作品を描き、ご縁を感じます」と市を通じてメッセージを公表しました。