トイレがトイレ掃除する時代がきた
家庭の中で一番やりたくない掃除は? こう聞かれたらみなさん何を思い浮かべます? 僕ダントツでトイレ掃除なんですけど。 【全画像をみる】トイレがトイレ掃除する時代がきた 水回りの中でも特に汚れやすい場所でありつつ、キレイじゃないと気分が悪い。と、なんとももどかしいジレンマがあります。なので、トイレ掃除は毎回えいやっ!と、気合が必要。なかなかに労力です。 しかし、トイレ掃除をトイレ自身が毎回・毎日やってくれる。 という人類の夢のようなトイレができたそうなので見てきました。リクシルから発表されたタンクレストイレ「SATIS X」です。 リクシルの100年培った水回りの技術、そして最新のアイデアの融合により、トイレ掃除に向かう時間を減らしてくれるトイレが生まれたのです。
目に見える汚れは水の力で落とす
この「SATIS X」、スゴイのがトイレを「流す」たびに「洗う」も並行してくれるところ。 もともと汚れが付きにくい抗菌・親水仕様の陶器であることに加えて、洗浄時の水流の出し方を再検討。 従来モデルの便器は水の出口が片方だけだったため、水の届く場所や水流の強さに左右のムラがあり、汚れ残りの原因となっていましたが、SATIS Xではこの課題を解決しています。 片方からだけだとキレイにならないなら、3方向から出せばいいじゃないか! という、パワープレイ。 この時、同時に3方向から水を出したら、水圧も3分割で威力が落ちてしまうので、右→中央→左と、3段階で洗浄するというフローを採用。まんべんなく届く水流のちからで、目に見える汚れを落としてくれます。 洗浄の様子がこちら。恐れず指を突っ込んでみました。 パット見だと「水そんなに流れてる?」と思うかもしれませんが、薄く鋭い水流は、置いた指を登ってくるほど勢いがあります。 洗い残しがないよう、便器のカタチに沿うように、フチまで攻めてるのも偉い。これは確かに汚れ落ち期待できるかも!
目に見えない汚れは泡の力で落とす
もうひとつのメイン機能がこちら。 タンクに設置した洗剤を使って、モッコモコの泡洗浄をしてくれる「泡クリーン」機能。1日1回、忘れずサボらず便器を泡でお掃除してくれます。トイレ自身が。 深夜などトイレを使わない時間を狙って、泡を貯めて、水流で広げて、3時間しっかりとつけ置き。という徹底さで、目に見えない微細な汚れも落としてくれます。 洗剤は専用のものがありますが、市販の食器用の中性洗剤でもOKとのことでした。