シートベルトの着用を拒否して暴れる母親 フライトを1時間も遅延させる大騒動後の哀れな結末
ベトナムからマレーシアへ向かうバティック航空の機内で、乗客の女性がシートベルトの着用を拒否して騒ぎを起こし、フライトが1時間遅延する事態となったことを、米メディア「ニューヨーク・ポスト」が報じている。 【動画】怒鳴り散らす女性のせいで、機内の空気は最悪に… 唖然とする乗客たち 子供と一緒に搭乗していたこの乗客は、客室乗務員による離陸前の安全確認の際、シートベルト未着用を指摘されたことをきっかけに激怒したという。機内で撮影された動画には、客室乗務員が「安全のために必要なことです。あなたと、お子様のためにも」と冷静に説明する様子が映っている。 これに対して女性は「私の顔を指差した」と繰り返し叫び、「あなたの言うことなど聞く必要はない」と激しく抵抗。最終的に空港警察が機内に入り、この乗客を退去させる事態となった。他の乗客からは、女性が降機する際に拍手が起こったという。 この出来事を受け、SNS上では客室乗務員の冷静な対応を称賛する声が多く寄せられた。また航空専門家は、機内での怪我の最大の原因は乱気流であると述べ、シートベルトの重要性を主張している。 実際、昨年3月にシンガポール航空で発生した深刻な乱気流事故では、シートベルトを着用していなかった乗客が最も被害を受けたと報告されている。
COURRiER Japon