【マーリンズ0－5ブレーブス】＠トゥルイスト・パーク

キャリア3度目の「マダックス」を達成したマックス・フリード（MLB Advanced Media）

　ナ・リーグ最高勝率を誇るブレーブスは日本時間4月24日、本拠地トゥルイスト・パークでのマーリンズ3連戦の2戦目を迎え、先発のマックス・フリードがわずか92球で3安打完封を達成。5対0で快勝し、明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めるとともに、今季最多の貯金10となった。キャリア3度目の「マダックス」（＝100球未満での完封）を達成したフリードは2勝目（0敗）をマーク。マーリンズ先発のトレバー・ロジャースは6回途中7安打5失点（自責点3）で3敗目（0勝）を喫した。 【動画】ブレーブス先発のマックス・フリードが「マダックス」を達成する（MLB.comより） 　初回の先制機を逃したブレーブスは、2回裏に相手のエラー絡みで一死1・2塁のチャンスを迎え、マイケル・ハリス2世のタイムリー二塁打とデービッド・フレッチャーの犠飛で2点を先制。フリードの快投が続くなか、6回裏には一死1・3塁からトラビス・ダーノーの犠飛とアダム・デュバルの2号2ランで3点を追加した。フリードはマーリンズ打線をほとんど寄せ付けず、2本の併殺打も含め、打者29人で完封を達成。わずか92球、キャリア3度目の「マダックス」達成となった。 　フリードは2021年8月20日のオリオールズ戦でわずか90球の完封を達成し、キャリア初の「マダックス」を記録。同年9月24日には98球で完封し、シーズン2度目の「マダックス」を達成した。米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、球数が記録されるようになった1988年以降、ブレーブスで3度の「マダックス」達成はグレッグ・マダックス（10度）、トム・グラビン（5度）に次ぐ3番目の多さとなっている。