【西鉄】高卒で採用した若者をバス運転士に育成 「なり手不足」と「高齢化」は深刻 路線を守るには 福岡
運転士を目指す石川さんは、福岡市の天神バスターミナルで接客の業務を行いながら、同時並行で大型二種免許を取得するための講習を受けています。おととしの法改正で、特別な講習を受ければ「19歳以上で、普通免許を所有して1年以上」と受験資格が緩和され、早期の免許取得への追い風となりました。
■教官 「直前で止まります。優しくショックのないブレーキ踏んでくださいね。」 ■石川さん 「うわ。」 ■教官 「ちょっと強かったね。」 ■石川さん 「たくさんの方々の命を扱う仕事でもあると思うので、その責任を感じながら、いずれは福岡市内のたくさん人が通る道を運転して、誰が見ても上手いなと思われるドライバーになっていきたいです。」 西鉄はこれまで、高校卒業者からおよそ20人を運転士としてデビューさせました。生活に欠かせない地域の足を守るため、今後も新たな人材確保に努めていきたいとしています。 ※FBS福岡放送めんたいワイド2024年9月6日午後5時すぎ放送