【マリーゴールド】石川奈青「私には何も無い。それでも頑張る姿をリング上で見せたい」
7月20日(土)新木場、石川奈青は高橋奈七永と組んでツインスター王座トーナメント1回戦に出場予定だったが、石川の発熱による体調不良でトーナメント不戦敗。だが石川は動く。7月30日後楽園、初代ツインスター王座を戴冠した桜井麻衣&MIRAI(ミライサク)に挑戦表明。“旗揚げポスター隅っこレスラー”がマリーゴールドでトップまで駆け上がる! 【写真】マリーゴールド ビクトリア弓月「“自分が輝ける場所はリング上しかない”と証明したい」 ――旗揚げ戦から約3ヶ月が経過しました。マリーゴールドに合流していかがですか。 石川:あっという間でしたね。とても密度の濃い日々だったので「もう3ヶ月経ったのか」と時間の速さ感じています。 ――前の団体(アイスリボン)を辞めてからフリーで活動。今年4月マリーゴールドの所属選手になり、環境や気持ちの変化はありますか。 石川:フリーとして活動するより団体に所属する方が自分に合っていると思います。練習もみんなと一緒にできますし、試合じゃない時も共に過ごす時間が多いので選手1人1人と密度の濃い関係になります。 それを踏まえてリング上で対戦するのが、所属だからこそできることだと思います。そういう時間が多くなって楽しいですね。 ――昨年5月、中野たむさん時代とは、またキャラが違いますよね。 石川:あれはどの石川とも違います。前の団体の時、フリー時代、そして今のマリーゴールドの石川はそれぞれ違うんです(笑)。 ――石川選手は様々なレスラーに噛みつくイメージがあります。旗揚げ戦のポスターの中央に青野未来選手の姿が写っていた。それに噛みついた時はどんな心境でしたか。 石川:本当に思っていることを言っただけなので「噛みついている」という意識はないです。私は思ったことを直接伝えられるのが「プロレスの素晴らしさだ」と思っています。 このコンプライアンス時代に言いたいことを言い、殴り合えるのが「プロレス」の良さだと思います。 ――6.23新木場大会、“女子プロレス界の人間国宝”の高橋奈七永選手とパッション注入マッチで対戦。キャリア29年目レジェンド中のレジェンドです。その選手にぶつかっていくプレッシャーはなかったですか。 石川:めちゃくちゃ楽しかったです。これまでのマリーゴールドの試合で1番楽しかった試合です。でも1番何もできなかった試合でした。