静岡市の中学校では卒業式が行われ、清水区にある清水飯田中学校では、卒業生にサプライズがありました。 　静岡市清水区にある清水飯田中学校からはきょう１６７人が巣立ちました。 　卒業生はコロナ禍で学校生活の多くをマスクを付けて過ごしたものの仲間と過ごした学び舎での時間をかみしめている様子でした。 　式の後、卒業生が校庭へと呼ばれました。 　その理由は。 　近くの工場に設置されている大型ビジョンに３年間の思い出が映し出されたのです。 　体育祭に合唱祭、そして修学旅行。 　３年間生徒を担当した教員が写真を集め、工場見学などで普段から交流のあったアイエイアイが、卒業生に喜んでもらおうと協力したものです。 ３人組 「こんなこと起こると思ってなかったので、びっくりしちゃって」 女子生徒 「コロナ禍で限られたことしかできなかったけど、３年生になってたくさんの友達もできて、とても充実した３年間だったと思います。」 女子生徒 「吹奏楽部に所属していて、コンクールとかで辛い時もあったけど、頑張って良い思い出を残せた」 　卒業生は思い出を胸に、それぞれの道へ羽ばたきます。