「行きたくないなぁ」「給食なくて大変」思い様々…札幌・5日長い夏休み終わり今日から2学期
STVニュース北海道
暑さ対策で2023年より5日長かった札幌市内の小学校の2024年の夏休みが終わり、8月26日から中学校と一緒に新しい2学期が始まりました。 札幌市内の中学校です。 夏休みが終わった26日、始業式が行われました。 始業式後には、クラスで夏休みの思い出を同級生と報告しあっていました。 中学校は例年と変わらない夏休み明けの風景ですが、2024年ならではなのがー (月寒東小学校 森井由見校長)「心と体のエネルギーを満タンにして戻ってくれていたら嬉しいです」 2024年から、中学校と小学校で同じ日に始業式が行われるようになりました。 その理由は、暑さです。 札幌市内の小学校は2023年の猛暑を受け、熱中症対策として夏休みを5日間延長しました。 (記者)「プールどうですか?」 (子どもたち)「楽しい!!」 夏休み期間中は市内のプールは連日大にぎわい! 暑くても子どもたちは元気いっぱいで、充実した毎日を過ごしていました。 夏休みが長くなったことに対して、保護者の受け止めは様々のようでー (保護者)「母の立場だと給食が無くて大変というのは聞く。児童館に行っているお子さんもお弁当を作るというお母さんの仕事が増えちゃうので」 (保護者)「子どもたちと一緒にいる時間がなかなか作れないので、夏休みが伸びた分選択肢が広がって良かったかなと思います」 長かった夏休みを児童はどのように過ごしていたのでしょうか? (小学生)「私が夏休み楽しかったことは、ガトーキングダムというプールに行ったことです。」 (小学生)「野球チームの合宿でバーベキューをしたりみんなで寝たり、函館のチームと対戦したりしました」 一方、楽しかった夏休みが終わってしまうことで憂鬱な気持ちになる児童も。 (小学生)「夏休みが1か月あって、学校に行きたくないなーって思っちゃった。あしたから学校だーって思ってちょっと嫌だった」 札幌市の子どもアシストセンターによると、夏休みなどの長い休み明けは、不安な気持ちになる児童が少なくないといいます。 (子どもアシストセンター 小松恵さん)「(学校は)日々のストレスだとか悩みごとの種になりやすいものというのが多い。あんまり食欲ないなだとか、そういう風にいつもと違うなというところを見つけたら声をかけてほしい」 26日に始業式を迎えた札幌市内の小中学校。 楽しかった夏休みの思い出を力に変えて、新しい学期が始まります。