力投する先発・早川隆久　（カメラ・豊田　秀一）

◆パ・リーグ　楽天５―３オリックス（１７日・京セラドーム） 　楽天の先発・早川隆久投手が、８回途中３失点。勝ち投手の権利を持って降板したが、２番手・宋が追いつかれ４勝目はならなかった。 　２点リードで迎えた８回、２死二塁までこぎ着けたが、福田にしぶとく左前に落とされ１点差。ここで今江監督に交代を告げられた。代わった２番手・宋が森、紅林に連打を浴び同点とされた。 　早川は「今季初対戦ではありましたけど、ある程度イメージ通りの投球はできましたし、最後は自分の日頃の行いかなっていうところはあるので、もうちょっと徳を積んでいければと思います」と振り返った。 　実は試合中、先制の内野安打を放った辰己が「日頃の行いがよすぎましたね」とコメント。これを伝え聞くと、早川は「まじっすか。自分は悪いんで、徳を積めるように頑張ります」と苦笑した。 　福田のタイムリーについても「カットボールです。結果論なので何とも言えないですけど、あれが低めにいってたら逆にレフトオーバーとかになってたかもしれないし、レフトフライになっていたかもしれないし。本当にあそこに飛ぶような、日頃の行いをしているのがいけないのかなと思います」と再び苦笑していた。