【女子ゴルフ】イ・ボミの涙と笑顔の日本ツアー引退スピーチ「プロゴルファー“イ・ボミ”は私と皆様が一緒に作り上げました」
◇女子ゴルフ NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日(22日、兵庫・マスターズGC) 【画像】ショットの行方をみつめるイ・ボミ選手 今大会で日本ツアーから引退することを宣言していたイ・ボミ選手。 2日目に11オーバーの99位で予選落ちとなり、決勝ラウンドに進むことはできず最終戦を終えました。 日本ツアーでは合計21勝、韓国では4勝をしているイ・ボミ選手。日本では2015年と2016年で2度、韓国では2010年に1度賞金女王に輝きました。 優勝した菅沼菜々選手への祝福の言葉で始まったスピーチ。 「今日この場で感情を言葉で伝えるには心がとても複雑なので、昨日寝る前に書きました」というスピーチには、感謝の言葉と未来への期待が含まれていました。 目に涙を浮かべながら「これまでの努力が皆様のおかげで、いま実を結びました。私一人ではできませんでした。プロゴルファー“イ・ボミ”は、私と皆様が一緒に作り上げました。」と話したイ・ボミ選手。 「これからどんな感動が待っているのか、とても楽しみです。いつも努力し続けます、応援してください。信じています。永遠に」と最後は笑顔で語りました。 ◇以下、イ・ボミ選手のスピーチ全文 みなさん、こんにちは。イ・ボミです。まず、今日素晴らしいプレーで優勝した菜々ちゃん(菅沼菜々選手)が優勝してとってもうれしいです。本当におめでとうございます。 ここから、私の挨拶をさせていただきます。今まで13年間本当にありがとうございました。本当に楽しい日本ツアー生活でした。 はじめに今日まで私を支えてくれた延田グループ様、スポンサーの皆様、そしてJLPGAの協会の皆様、運営の皆様、メディアの皆さん、一緒に戦った選手の皆さん、警備さん、ファンの皆さん、最後に家族とチーム、本当にありがとうございます。 今日この場で感情を言葉で伝えるには心がとても複雑なので、昨日寝る前に書きました。 すべてに始まりと終わりがあります。始まりはきっとラッキーで始まり、どのように終わるかはすべて私の努力次第でした。かっこいい最後を迎えるため、自分自身を奮い立たせました。 これまでの努力が皆様のおかげでいま実を結びました。私一人ではできませんでした。プロゴルファー“イ・ボミ”は、私と皆様が一緒に作り上げました。 人間イ・ボミは、皆様と作り上げたプロゴルファー“イ・ボミ”をこの先ずっと忘れません。 皆様は私にとって本当に感動でした。皆様が私に感じる感動は、私も同じように感じた感動です。 これからどんな感動が待っているのか、とても楽しみです。 いつも努力し続けます、応援してください。信じています。永遠に。