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写真：Motor-Fan

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三菱自動車は10月2日、日本・北米・豪州・ニュージーランドで販売しているクロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」の大幅改良モデルを、2025年春より欧州20カ国で順次販売を開始すると発表。日本ではこの秋に発売される予定だ。また、PHEVモデルとともにガソリンモデルも大幅改良を予定しており、北米、豪州・ニュージーランドなどへ2025年に投入される見通しだ。欧州仕様ではEV航続距離を80km超とし、最高出力も約20％向上させて気持ちのよい加速性能を実現 【関連画像】大幅改良を受けたヨーロッパ仕様アウトランダーPHEVのインテリア 「アウトランダーPHEV」は、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、“威風堂堂”をコンセプトとしたフラッグシップモデル。力強く存在感のある外観デザインとPHEVシステムによる滑らかで力強い動力性能、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性で高い評価を得ている。 今回は、これら好評の部分を踏襲しながら、「洗練」と「上質」をテーマに大幅改良を実施した。電動車としての魅力を高めるため、駆動用バッテリーを刷新。欧州仕様ではEV航続距離を80km超（WLTPモード）とし、最高出力も約20％向上させて気持ちのよい加速性能を実現した。また、S-AWC制御の最適化やサスペンションの改良とともに新タイヤを採用し、より上質で安定した乗り心地を実現している。 インテリアでは12.3インチに大型化したスマートフォン連携ナビゲーションや、コネクティッド機能の拡充、シートベンチレーション機能の採用などにより、利便性と快適性を向上させた。さらに、ヤマハ株式会社と共同開発し、音質へのこだわりを追求したオーディオシステムを搭載するなど、機能装備も充実させている。 ●アウトランダーPHEV 世界初のSUVタイプで4WDのPHEVとして2013年より日本で発売し、欧州、北米、豪州などに展開。“日常ではEV、遠出はハイブリッド”というコンセプトのもと、電動車ならではの力強く滑らかで静かな走り、様々な天候や路面で安心・安全に運転を楽しめる電動SUVとして好評を博してきた。2021年12月に全面改良を受けて2代目へと進化し、初代モデルと合わせこれまでに累計37万台以上を販売。SUVタイプで4WDのPHEVとして、世界No.1の販売台数（2024年9月現在/自社調べ）となっている。 ●三菱自動車「新型アウトランダーPHEV」ティザーサイト