拉致被害者・横田めぐみさん母 金与正氏談話受け、日朝首脳会談に期待感
北朝鮮の金正恩総書記の妹・金与正氏の談話を受け、拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんと、弟で家族会代表の横田拓也さんがコメントを発表しました。 横田早紀江さんは「『出来るだけ早く日朝協議を』というのは、以前から言っていることで、見守ってきている。失敗しようとどうしようと、『動いていく形』が出来てこないと、何も動かない。 向こうがそういう風に言って来てくれるのであれば、そうなれば嬉しい。交渉をしないことには何も動かないし、始まらない。あの国のことだからこの先どうなるかわからないが、少しでも動いていけばと願う。もう本当に時間がないですから」と、日朝首脳会談の実現に期待感を示しました。 また、家族会代表の横田拓也さんは「個人的立場の個々の意見に回答は出来ない。両国が抱える人道問題解決に向けて、金正恩委員長の勇気ある英断を期待する。全拉致被害者の即時一括帰国の要求の水準を下げることは出来ない」としています。