【詐欺】水処理装置の架空取引で5000万円詐取か 「東レ」元社員ら3人逮捕…警察は余罪含め捜査(静岡)
水処理装置の架空取引をした詐欺などの疑いで、大手繊維メーカー「東レ」の元社員ら3人が逮捕されました。被害額は5000万円に上るということです。 詐欺などの疑いで逮捕されたのは、元「東レ」の営業専任主幹の男と無職の男、それに自称・機器販売業の男の計3人です。 警察によりますと3人の容疑者は、2018年9月下旬ごろ、「東レ」の水処理システム装置を静岡・清水町にある会社に販売する架空の取引をして、現金5000万円をだまし取った疑いがもたれています。2022年、被害に遭った会社が警察に相談し事件が発覚しました。 3人の容疑者は、当時、容疑者の1人が勤めていた「東レ」が利益を上乗せして販売することや、水処理装置の買い戻しを保証する虚偽の委任状を作成、し提示したとみられています。 県警は3人の認否を明らかにせず、余罪もあるとみて事件の全容解明を進めています。