ヘンリー王子夫妻だけじゃない、2023年お騒がせ英国ロイヤルは誰?
12月に入ってから、アンドルー王子の周辺でまた動きがあり、性加害事件関係で、2024年初めに公開される予定の法廷文書に名前が挙がる予定だという。 12 月18日、米NY州の裁判所は米富豪の故ジェフリー・エプスタイン元被告をめぐる性的人身売買疑惑で、手助けした仲間や被害者など177人以上の名前を公表するよう求める命令を出したのだ。その中には、2001年にアンドリュー王子が性加害をしたとの証拠文書40点が含まれているという。
年末になり、アンドルー王子の周辺で驚きの出来事が。12月25日に行われた英国王室のクリスマス礼拝に、なんと元妻のセーラ元妃が登場したのだ。セーラ元妃はアンドルー王子と1999年に離婚して以来、現在もロイヤルロッジで同居しているという“不思議な関係”を続けているものの、クリスマス行事に招かれたのは30年以上ぶり。 お騒がせな元夫妻は、再婚もあるのか?との噂も。2024年も2人を追っていきたい。
3. 身内に甘い!?家族の準ロイヤルメンバー化を許すのか/カミラ王妃(&チャールズ国王)
2023年は、チャールズ国王夫妻にとって歴史的行事ともいえる戴冠式が行われ、重要な節目となる年だった。 そんな大事な儀式において、孫3人と大甥がローブの裾を運ぶ役割を果たすページ・オブ・オナーを、妹が傍に付いてお手伝いをする“Queen's companions”の役割を果たし、さらにバルコニーにも登場。カミラ王妃の元夫、姪まで多くのファミリーがゲストとしても出席した。この時点では、カミラ王妃の家族・親族の“準ロイヤルメンバー化”が進むのでは?との懸念の声が多く上がっていた。
さらに、戴冠式の翌月に行われたロイヤルアスコットでも、ロイヤルボックスにはカミラ王妃の息子トム・パーカー・ボウルズが陣取り(写真)、王妃の妹や甥ファミリーまで出席し、その存在感を見せつけたのも記憶に新しい。 王妃になった後、カミラ王妃の家族がメイン級の扱いで今後も公の場に登場することはあるのだろうか。
夫チャールズ国王の方も、王室離脱して米国移住し、『スペア』で王室の暴露を続けた次男ヘンリー王子や、性加害疑惑で公務から引退した弟アンドルー王子に対しても、もっと厳しい姿勢をとっても良いのでは? と身内への甘さを指摘する声がある。 チャールズ国王にとっては、(弟・息子ではあるが王室の評価をグッと下げ続けている2人を)戴冠式に招待し、アンドルー王子にはロイヤルロッジに住まわせることを許し、ヘンリー王子とも和解の兆しが見えた、そんな2023年だった。