ヘンリー王子夫妻だけじゃない、2023年お騒がせ英国ロイヤルは誰?
2023年も、たくさんの話題を提供してくれた英国王室。今回は、2023年にお騒がせエピソードを起こした残念なメンバーをピックアップした。 【写真】もはやミステリー!? 不気味なくらいそっくりな英国ロイヤル18人
1. 『スペア』に始まり、新暴露本出版で王室とさらに溝が深まった/ヘンリー王子
2020年の王室離脱に続き、2023年はヘンリー王子にとっては“暴露”続きの1年だったと言えるだろう。 2023年の幕開けは、1月の回想録『スペア』出版から。兄のウィリアム皇太子から暴力を受けたことや17歳でコカインを吸引したことなど、赤裸々すぎる暴露内容で世界中を震撼させ、異例の大ヒットとなった。
11月28日には、メ―ガン夫人の友人であるオミッド・スコビー氏による新たな王室暴露本『エンドゲーム』が発売。なんとそのオランダ版には、アーチーの誕生前に肌の色に疑問を呈したため人種差別主義者とされるロイヤルの名前が書かれていたとの報道が浮上。突如回収する騒ぎにまで発展している。 ミラー紙によると、王室専門家はこの本について猛批判、ヘンリー王子夫妻も同書との関係を否定してはいるようだ。しかし、英国王室との和解の兆しが見えていた中での暴露本出版に、絶縁は避けられないとの見方も...。
ヘンリー王子&メ―ガン夫人に関しては、王室を離脱したにも関わらず、王室暴露本を出したり超高額ギャラでNetflixへ出演したりなど、“王室の名”を利用してお金稼ぎの手段にしていることは否めず、2023年に入って、嫌悪感を抱く人がますます多くなってきた印象。 英国王室との和解も遠のいたと思われ、2024年の動向も目が離せない。
2. ロッジで元妻との居住を死守、性加害事件に新たな展開が/アンドルー王子
2019年より性加害事件が原因で英国王室から事実上追放されていたアンドルー王子。2023年といえば、兄チャールズ国王の戴冠式という歴史的瞬間への出席は叶いさえしたものの、席順など他の高位ロイヤルたちとは一線を画しており、ぽつんとした佇まいが印象的だった。 そしてロイヤル・ロッジから退去を再三求められていたものの拒否しつづけていたアンドルー王子だったが、デイリーメール紙によると、最終的にはチャールズ国王が譲歩。ロッジの維持費を自分で支払い続けるならば、ロイヤル・ロッジに住み続けても良いと認めさせ“粘り勝ち”している(国王側からすると、王子に支払い能力がなくなり、長期には渡らないとの算段だったようだが)。