都農ワインが「ハーベストフェスティバル」 レシピブックの出版披露も
都農ワイン(都農町北町、TEL 0983-25-5501)が11月10日、「ハーベストフェスティバル2024」を同社の芝生エリアで開催する。(日向経済新聞) 【写真】都農ワイナリーでの昨年のハーベストフェスティバルの様子 都農ワイナリーを運営する同社の新酒解禁を記念して行うイベントで、今年で28回目。同社は今月19日に「キャンベル・アーリー2024」(1,760円)と「マスカット・ベーリーA 2024」(1,980円)の新酒2種を発売した。 同イベントでは、新酒2種をはじめとした同社製造ワイン約10種を用意。グラスワインで販売するブースを設けるほか、ワイングラスとワインホルダーにグラスワイン引き換えチケット10枚をセットにした「ハーベストキット」(前売り=2,500円、当日=3,000円)を販売する。 同社と「つの未来まちづくり推進機構」「都農まちおこし屋」の3社で立ち上げた、ワインと地域の食を発信するプロジェクト「都農マリアージュ」の一環で、ワインのおつまみ研究家の大橋みちこさんとコラボレーションしたオリジナルレシピ本「みんなが喜ぶワインのおかず」(1,980円)を11月23日に発行。イベント当日は大橋さんが来場し同社の赤尾誠二社長とトークセッションを行うほか、公式アンバサダー任命式、同書の先行販売を行う。会場には「都農マリアージュ」ブースを設け、レシピ本の中から料理を3~4品用意し販売する。 都農ワイン営業部長の福嶋進吾さんは「今年も地元の農家が育てたブドウで、とても上品で飲みやすくフルーティーなワインを仕上げることができた。今回は新たなプロジェクトも発足し、『地元のワインと地元の旬の食材』をテーマに大橋さんが2年かけて52のレシピを作り上げた。イベント当日は、ぜひ新酒とのマリアージュを体験してほしい。ワイナリーの丘にお越しいただき、日向灘を眺めながらワインと料理、音楽を楽しんでいただければ」と話す。 「シェフズキッチン」「ワインの丘マルシェ」「キッチンカー」の3つの飲食ブースを設け、「ここやっど小林」(小林市)、「タイニーキッチン宮崎」(日南市)、「Bistroマルハチ」(宮崎市)など約30店が出店する。ステージイベントでは、都農中学校吹奏楽部、イベント当日に司会を行う黒木梨澄さん率いるジャズバンド「KUROSUWA!」、日本ソムリエ協会副会長・君嶋哲至さん率いる音楽バンド「Mystic Water」の演奏などもある。 開催時間は9時~16時。当日は、都農駅と臨時駐車場から会場までのシャトルバスを運行する。ハーベストキットの前売り券は11月9日まで、都農ワイナリー、同社オンラインネットショップで販売する。
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