冨安は怪我さえなければ今もアーセナルのスタメンに? 評価され続ける実力「アルテタが彼の実力を高く評価していることは……」
悔やまれる故障の連続
今夏ボローニャから獲得したDFリッカルド・カラフィオーリ、昨季の離脱から復帰したDFユリエン・ティンバーも加わり、アーセナルの最終ラインはかなり豪華な並びとなった。 選択肢も豊富で、特にサイドバックは前述の2人に加えてベン・ホワイト、オレクサンドル・ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオルら実力者が揃う。 そんな中、気になるのがDF冨安健洋の序列だ。実力は申し分ないが、冨安は現在も負傷に悩まされている。アーセナル移籍以降は怪我が連続しており、なかなか確固たる地位を築けていない。 このことから、英『Caught Offside』はアーセナルが冨安の移籍を承認する可能性があると報じている。インテル、ユヴェントス、ナポリなどイタリア方面からの関心があるようで、最終ラインの選手層を考えれば冨安放出も選択肢になるだろう。 ただ、同メディアは冨安の実力を高く評価している。怪我さえなければとフォローしていて、コンディションが100%であればサイドバックのスタメンを確保できたのではないか。 「冨安の売却案には、アーセナルのファンも賛否両論だろう。なぜなら冨安は確固たるスタメンではなくとも、求められた時は常に良いプレイをしてきたからだ。ベン・ホワイト、カラフィオーリらサイドバックの層を考えれば、トップチームでのプレイ機会を増やすために冨安は移籍を検討した方が良いかもしれない。しかし、アルテタが彼の実力を高く評価していることは広く知られているだけに、負傷で実力を発揮する機会を得られなかったのは残念だ」 指揮官ミケル・アルテタのスタイルにも着実に適応しており、冨安のことを評価する現地サポーターも多い。筋肉系の故障が連続してしまっているのは残念だが、この1月にも冨安に動きはあるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部