【ラグビー】各大学の猛者がリーグONEへ 帝京・江良主将、明治・廣瀬主将はともにクボタスピアーズ 関西からは同大・山本主将がサントリーサンゴリアス 京産大・三木主将はトヨタヴェルブリッツへ
1月13日(土)、雷による中断もある中、明治大学との激闘を制した帝京大学の大学選手権3連覇で幕を閉じた今シーズンの大学ラグビー。週明けの15日からは、次々と大学ラグビーで躍動した選手たちのリーグONE入りが発表されています。中でも、各大学を率いた主将は、強豪チームにとっても貴重な人材。選手としての能力は勿論、リーダーシップや献身といった人間性への期待も込めて、多くのチームが獲得を発表しました。
まず週明けの15日に発表されたのが、同志社大学・山本敦輝主将の、東京サントリーサンゴリアスへの新加入。大学在籍中に出場可能なアーリーエントリー選手としての加入がいち早く公表されました。 翌16日には、帝京大学を3連覇に導いた江良颯主将と、その帝京大学と最後まで大学日本一を争った明治大学の廣瀬雄也主将のクボタスピアーズ船橋・東京ベイへの加入が決定。同じく新加入が発表された常翔学園(大阪)出身の明治大学のPR為房慶次朗選手とともにオレンジアーミーにとっては、楽しみな新戦力が加わりました。 18日は、関西の名門、コベルコ神戸スティーラーズが、3人の新加入選手を発表、その中に、桐蔭学園(神奈川)で高校3冠を成し遂げた後、早稲田大学でも1年生から活躍、4年時には主将を務めた伊藤大祐選手も名を連ねました。
22日には、今シーズンもリーグONEをリードする初代王者の埼玉パナソニックワイルドナイツが、筑波大学・谷山隼大主将、東海大学・谷口宜顕主将を含む6人の選手の獲得を発表。そして23日、トヨタヴェルブリッツが京都産業大学を闘志あふれる姿でリードした三木皓正主将をはじめ、帝京大学3連覇の原動力となった奥井章仁選手など6人の新加入選手を発表しました。 そのほか、三菱重工相模原ダイナボアーズ、横浜キヤノンイーグルス、静岡ブルーレヴズ、浦安D-Rocks、NECグリーンロケッツ東葛、日本製鉄釜石シ―ウェイブスが、それぞれ大学からの新加入選手を発表しています。 ワールドカップで活躍した世界のトップ選手が加わって、ますます激しさを増しているラグビーリーグONE、新加入が決まったフレッシュな選手たちが、ハイレベルな環境の中でどんな進化した姿を見せてくれるのか,これからの成長に期待が高まります。