水谷豊「相棒season23」第3話10・7% 山奥の宿に滞在する右京の目的とは?
水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第3話が30日に放送され、平均世帯視聴率が10・7%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・9%だった。 水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。 ◆第3話のあらすじ 右京は、携帯の電波さえ届かない、山奥のペンションにいた。宿泊客は、小説家の岸(ふせえり)とお付きの編集者など、右京を含めて7人ほど。思い思いに過ごしている様子を見る限り、いずれもくせ者ぞろいのようだ。オーナーの樫村(福士誠治)は、黙々と仕事をこなす誠実な人物の様子。ただ、その表情にはどこか陰がある。 同じ頃、温泉宿で休暇を満喫中の薫は、美和子(鈴木砂羽)に促され、気になる映像を目にしていた。たまたま撮られたと思われるその映像には、ビルから転落する男とともに、右京らしき人物の姿が映っていた。 翌朝、残りの休日を返上して出勤した薫は、自分の留守中、右京が違法薬物の摘発を手伝っていたと聞く。その捜査過程で浮上した怪しい人物の自宅を訪れると、男はすでに不審死を遂げていた。そんな中、右京が滞在中のペンションでは、不穏な出来事が次々に起きる。 山奥の宿に滞在する右京の目的とは? その足跡を追い、事件の背景に迫る薫。点と点がつながるとき、予想外の真実が浮かび上がるのだった。