山手線新駅そばの泉岳寺駅ホーム拡幅など、周辺整備を実施へ
東京都は6日、品川駅に隣接する泉岳寺駅(都営浅草線、京急線)の整備・改良の実施について発表した。同駅近くには、山手線の新駅の開業が予定されており、市街地再開発事業として、駅とまちの一体的な整備に取り組む。 泉岳寺駅は、現状でもホーム(幅員5メートル)がラッシュ時に混雑しており、今後、周辺開発で利用者の大幅な増加が見込まれている。このため、駅利用者の安全性や利便性の向上を図るため、ホームの拡幅など駅の大規模改良を進める。 泉岳寺駅は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う。 今後のスケジュールは、平成27・28年度に調査・設計などを行い、平成30~36年度に工事を実施する予定。ちなみに、JR新駅の暫定開業は平成32年に予定されている。