ソシエテ・ジェネラルの暗号資産部門、ユーロステーブルコイン「EURCV」をXRP Ledger上に展開
EURCVがXRP Ledgerで展開
仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale)の暗号資産(仮想通貨)部門SGフォージ(SG Forge)が、複数のブロックチェーンへの拡大を目指し、ユーロ(EUR)建てのステーブルコイン「EURコインバーチブル:EUR CoinVertible(EURCV)」をXRP Ledger(XRPL)ネットワークに展開すると11月14日発表した。 SGフォージはXRPL展開の利点として、「シームレスな決済と流動性の確保」、「決済処理の速さ」、「拡張性と高い処理能力」、「国際決済に最適である点」などを挙げている。 リップル社上級副社長のマルクス・インファンガー(Markus Infanger)氏は、「EURCVのような信頼性の高い銀行レベルのステーブルコインをXRPLに導入することは、リップル社が重点的に取り組んでいる決済などの機関投資家によるユースケースを実現する上で極めて重要」と述べた。 EURCVは、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)上に発行されており、今回のXRPLは3つ目の対応となる。また、12月に欧州連合(EU)で全面施行される暗号資産の規制枠組みである「暗号資産市場規則(Markets in Crypto-Assets:MiCA)」に準拠したステーブルコインだ。
あたらしい経済編集部