【銀ブラがさらに楽しく!】時計が刻む進化と歴史、「グランドセイコーミュージアム」へ行こう!
「グランドセイコー」の歴史的タイムピース100点余りを一堂に展示。一見の価値あり!
世界中の時計ファンが注目している「グランドセイコー」は、時計の代名詞がスイス製であった時代に、“世界最高級の腕時計を作り出す”という強い志と情熱から誕生したブランドであるのはご存知の通り。 【画像】セイコーミュージアム銀座6階「グランドセイコーミュージアム」を見る 4月2日(火)、銀座並木通りのセイコーミュージアム銀座6階に、グランドセイコーの60余年の歴史を多彩なコレクションとともに紹介する「グランドセイコーミュージアム」が開館。 おじさん世代の玉手箱のような通りに、また一つ、見逃せないスペースができました。
腕時計の本質を高い次元で追求するという伝統と品質に触れる
「グランドセイコーミュージアム」は、セイコーが収蔵するコレクションの中から、1960(昭和35)年に、国内で初めてスイス・クロノメーターの精度基準に準拠して発売された初代グランドセイコーをはじめ、歴史的価値の高いタイムピースや貴重で珍しいモデルなど、世界各国の多くのファンを魅了する100点余りを一堂に展示。 1960年のブランド誕生から今日に至るグランドセイコーの発展と進化の歴史を見ることができます。 館内デザインは、「日本の美意識と精神性」によって「時計の本質」を極めるグランドセイコーのブランドフィロソフィー「The Nature of Time」の世界を体現。 来館者を取り囲むように「誕生」「挑戦」「多彩」「独創」「進化」のエリアが連なり、初代グランドセイコーの「誕生」から、自ら精度基準やデザインルールを制定し、最高峰の腕時計に「挑戦」する過程、そして、現在のグランドセイコーを構成する、機械式”9S”・スプリングドライブ式”9R”・ クオーツ式”9F”という3つの「独創」的なムーブメントの特徴と、未来へ向けた「進化」の数々がシンボリックに展示。 館内の最奥の壁面には、圧倒的な量の「多彩」な歴史的タイムピースと歴代のムーブメントが並び、館内を一周することで、グランドセイコーの歴史やものづくりへの共感が自然と深まります。 ナチュラルな色調とテイストで仕上げた上質な空間で、ゆっくりと展示を楽しめます。
梶井 誠