18歳の門出を、まち全体で応援 「さぁ、行っといで。」の想いを込めて 南相馬市が伝えたいもの
この取り組みが南相馬市の新たな風物詩になるように
写真のデータをその場で受け取り、SNSにアップしたり、家族や友人と共有したり。「写真という形で思い出を残すことができて良かった」「家族と写真を撮る機会ができて幸せ」「進路はそれぞれ違うので、最後にみんなで思い出の一枚を笑顔で撮れてうれしい」など、撮影会に参加した方たちから、よろこびの声がたくさん届いたようです。 南相馬市こども家庭課の原田さんは「毎年、巣立ちの季節には、まち全体があたたかい雰囲気に包まれるように、この取り組みが南相馬市の新たな風物詩になるようにしていきたい」と話します。 今年度は新たに、地域の方からの応援メッセージを収録したムービー制作も行いました。地域のひとりひとりが「18歳のみんなを応援しているよ」ということ。日頃、直接関わりがなくても、こんなにも沢山の人が自分たちを見守ってくれている。それを肌で感じながら、それぞれの道へと向かっていく、南相馬市の18歳たち。まちのみんなからの「さぁ、行っといで。」が、これから先の心強い支えになるでしょう。 writer profile Yoko Miya 宮ようこ みや・ようこ●埼玉県生まれ、山形県育ち。現在は関西を拠点にライター業に勤しむ。「晴耕雨読ときどき旅」を理想に掲げ、畑と街を行ったり来たり。旅先ではローカルなスーパーに必ず立ち寄る。おいしいもの、建物、工芸好き。 【コロカルニュース】とは? 全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。