【高齢者の4人に1人は労働者】定年後も「生活のために」毎日働くべき?高齢者世帯の平均年収とは?
約3人に一人の高齢者は家計を心配している
内閣府「令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果」によると、経済的な暮らし向きについて「心配していない高齢者」は67.7%いました。 一方24.5%は「家計にゆとりがなく、多少心配である」と回答しています。また7.4%は「家計が苦しく、非常に心配である」と答えました。合計すると31.9%になり、約3人に一人の高齢者が多少なりとも家計の心配を抱えていることが分かります。 就業する高齢者が増加している理由は定かではありませんが、「家計を心配して定年後も働き続けたい」と考える高齢者も少なからずいる可能性があります。
定年後も働き続ける高齢者は相当数いる
2022年における高齢者の就業率は25.2%でした。日本の高齢者人口の多さを踏まえると、かなりの人数の高齢者が定年後も働いていることが分かります。 また家計に対して心配している高齢者も多数存在するようです。高齢者人口が今後も増え続けると仮定した場合、それにともなって高齢者の就業人数も増える可能性は十分あるといえます。 出典 総務省統計局 統計トピックス No.138 統計からみた我が国の高齢者(2.3.7.8.11ページ) 厚生労働省 2021年 国民生活基礎調査の概況 結果の概要(9ページ)統計表(16ページ) 内閣府 令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果(8ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部