名護中が「全国中学駅伝大会」出場へ 3年連続、校内俊足メンバーで挑む
名護中学校の駅伝チームが12月15日、滋賀県で行われる「第32回全国中学駅伝大会」に出場する。(やんばる経済新聞) 11月16日に石垣市で行われた「第48回男子沖縄県中学校駅伝競走大会」で、24チームを制して3年連続での優勝を成し遂げ、全国大会への切符をつかんだ。 同チームは、陸上部キャプテンの新垣朝大さんを中心に、野球部やバスケットボール部の俊足の選手で構成されている。県大会を振り返り、新垣さんは「3年連続の県大会優勝というプレッシャーがあったが、逆にそれを武器にしてチーム一丸となることができた」と振り返る。日々の練習については、「道具の乱れは心の乱れを意識し、互いに競い合いながら全国で戦えるチームを目指している。今は、全国大会に向けて追い込みながら練習量を増やし、本番に近い環境での調整を進めている」と話す。 監督の与那覇遥さんは「チームワークの良さが最大の武器。きつい練習も楽しんで取り組めるところがこのチームの良いところ。今のコンディションは県大会時よりも上がってきている。遠征で体調を崩さなければ良い結果が期待できると信じている」と話す。 同大会では、6区間・18キロメートルでタスキをつなぐ。新垣さんは「仲間へタスキをつなぐときには『頑張れ』という気持ちや、次の仲間を少しでも楽にさせたいという思いを込めている。昨年の全国大会では48校中43位という結果に終わったが、前回の悔しさをばねにして、全国では30位以内を目標にしたい」と意気込む。
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