鈴木みのる 現役引退の盟友・太陽ケアへの思い明かす「また一緒にやりたいと思っていたんですが…」
〝プロレス界の王〟鈴木みのる(56)が、現役を引退する太陽ケア(48)への思いを語った。 〝世界の16文〟こと故ジャイアント馬場さん(享年61)の命日となる来年1月31日に、東京・後楽園ホールで「ジャイアント馬場没25年追善~太陽ケア引退試合~木原文人リングアナデビュー35周年記念大会」(東京スポーツ新聞社後援)が開催されることが決定。 ケアの引退試合で鈴木はケア、MAZADAとのGURENTAIを復活させ、秋山準(DDT)、丸藤正道(ノア)、小島聡(新日本プロレス)組と対戦する。 12日に都内で行われた会見に出席したみのるは「数多く僕のタッグパートナーに名前が挙げる選手がいるんですけど、その中でも個人的には一番思い入れがある。ちょっと言葉が難しいんですが、手が合うというか。日本とハワイアンで全然言葉が違うんですけど、心が通じるというか。プロレスをやっていてすごく楽しいパートナーだったんで、また一緒にやりたいと思っていたんですが、まさかアイツの引退試合になるとは思っていなかった」と語った。 みのるが全日本プロレに参戦していた2008年、「このままでいいのか」と葛藤していたケアと合体。MAZADA、NOSAWA論外と4人でスタートしたのがGURENTAIだった。 みのるは11年から主戦場を新日本に。その時、ケアから連絡が来て「俺も行きたい」と口にしていたという。「実現はしなかったですけど、すごい思い入れはある。仲間というか友達というか、兄弟みたいにずっと一緒にいたんで」と振り返る。 「ジャイアント馬場プロレスっていうのに僕は全く触れていなかった。馬場さんの教えというか、そういうのをケアを通して知ったっていうのは、かなり自分のプロレス人生において大きかったですね」。相棒に感謝の気持ちを示したプロレス界の王は、リングでの再会を心待ちにしている。
東スポWEB