4DXでの上映も決定!『密輸 1970』臨場感抜群の水中シーン&アクションシーンの舞台裏映像を大公開
『ベルリン・ファイル』(13)や『ベテラン』(15)、『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)のリュ・スンワン監督がメガホンをとり、韓国で2023年の年間興収ランキング第3位となる大ヒットを記録した『密輸 1970』(7月12日公開)。このたび本作から、キャスト陣が制作の舞台裏を紹介する特別映像が解禁された。 【写真を見る】チョ・インソンがナイフ片手に壮絶な乱闘シーンに挑む! 本作は、1970年代の韓国の沖合で密輸犯罪が盛んに行われていたという史実に基づく海洋アクション。クンチョンという漁村で海が化学工場の廃棄物で汚染され、地元の海女さんチームは失職の危機に直面。リーダーのジンスク(ヨム・ジョンア)は仲間の生活を守るために、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りになり、親友のチュンジャ(キム・ヘス)は現場から逃亡する。それから2年後、ソウルから舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるのだが…。 このたび解禁された特別映像では、チュンジャ役のキム・ヘスやジンスク役のヨム・ジョンアらが水中シーンとアクションシーンに奮闘するメイキング風景が収められている。撮影現場では海のなかをそのまま再現できる水深6メートルの巨大な水槽のセットが作られ、アーティスティック・スイミング国家代表出身のコーチを指導役として招いたという。 しかし2人には、水を前にするとパニックを起こして泳げなくなるという難題が。そこで恐怖心を解消するため、専門家の指導のもとで3ヶ月間の水中訓練を敢行。映像のなかでは、段階を踏んで準備に取り組む様子が確認できる。また、もうひとつの見どころとなるアクションシーンは密輸王クォン役のチョ・インソンの独壇場。ナイフ片手に壮絶な乱闘シーンへと挑み、キレッキレなアクションを披露していく。 そしてこのたび、本作が全国6館で4DX上映されることも決定。なかでもグランドシネマサンシャイン池袋では、全国で唯一3面マルチプロダクションシステムと融合したULTRA 4DXでの上映となる。この機会に、抜群の臨場感を味わえるラージフォーマットで怒涛の海洋クライムアクションを堪能しよう! 文/久保田 和馬