窪塚愛流、父・窪塚洋介からの手紙にびっくり 「まさか、こんなサプライズがあるとは」
俳優・窪塚愛流が23日、東京・新宿ピカデリーで主演映画「ハピネス」(嶽本野ばら原作、篠原哲雄監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。 心臓の病で余命1週間と告げられた女子高生(蒔田彩珠)とその状況に苦悩する恋人(窪塚)とのラブストーリー。「今まで演じてきた中で一番追い詰められた」という愛流。「未熟者の自分に、こんなすてきな大役をありがとうございます。こんなにも心が揺れる役を演じられたのは、間違いなく自分だけの力ではありません」と共演演、監督に感謝の気持ちをつづった手紙をサプライズで読み上げた。 この“大仕事”を終え、安どした表情を見せていると、司会者から父、窪塚洋介からのメッセージがあると知らされ、目をまん丸にしてびっくり。 そこには、「『鍋をください』このセリフを絞り出したときのお前の顔がとても好きだった。芝居なのか、お前自身なのか。お父さんにも、よく分からないほどピュアで不器用で粗削りな今回の役がとてもよく似合っていたと思う。たくさん感謝して糧にしてください」などと書かれていた。 愛流は「まさかのまさかでした。自分のサプライズだけかと思えば、自分にサプライズ。この作品を見たよ、ってことは聞いていて。ちょっとした会話しかしていなかった」といい、「ここまで褒め言葉をいただいたので。もっとがんばらなきゃいけないな」と感激しつつ、幸せそうだった。
報知新聞社