新王者誕生へ マイアミOP決勝カードはシナーvsディミトロフ、対戦成績は?<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのJ・シナー(イタリア)と第11シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が決勝進出を果たした。 【シナー、ディミトロフらマイアミOP組合せ】 世界ランク3位で22歳のシナーが同大会に出場するのは4度目。最高成績は2021年と昨年の準優勝となっている。 今大会は初戦の2回戦で同148位のA・ババソリ(イタリア)、3回戦で第25シードのT・フリークスポール(オランダ)、4回戦で同66位のC・オコネル(オーストラリア)、準々決勝では同60位のT・マハーチ(チェコ)を下し4強入り。 29日に行われた準決勝では第3シードのD・メドベージェフを6-1, 6-2のストレートで破り、2年連続3度目の決勝進出を果たした。 一方、同12位で32歳のディミトロフが同大会に出場するのは13度目。これまでの最高成績は4回戦進出だったものの、今大会では初戦の2回戦で同44位のA・タビロ(チリ)、3回戦で同56位のY・ハンフマン(ドイツ)、4回戦で第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)を破り初の8強入り。 その後、準々決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)を下しベスト4進出を果たすと、29日の準決勝では第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで退け、同大会初の決勝進出を決めた。 シナーとディミトロフは4度目の顔合わせで、対戦成績はシナーから2勝1敗。直近では昨年10月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)準々決勝で対戦しており、この時はシナーが6-4, 3-6, 6-2のフルセットで勝利した。 決勝ではどちらが勝っても同大会初優勝となる。 なお、シナーは優勝すると世界ランク2位に、ディミトロフは優勝すると世界ランク7位に浮上する。 注目の決勝戦は現地31日(日本時間4月1日)に行われる予定。
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