7月の大雨で地区へ通じる唯一の県道が崩落 新たな仮設道路開通 大型バスなど全ての車両が通行可能に
今年7月の大雨で地区に通じる唯一の県道が崩落した島根県出雲市大社町日御碕。 新たな仮設道路が完成し、24日から運用が始まりました。 これで大型バスなどすべての車両が通行できるようになります。 【写真を見る】7月の大雨で地区へ通じる唯一の県道が崩落 新たな仮設道路開通 大型バスなど全ての車両が通行可能に 清水栞太記者 「日御碕の崩落現場です。これまでの仮設道路とは別に新たな仮設道路が開通しました」 24日午前10時、これまでの迂回路から新設した迂回路へと切り替える作業が行われました。 急だった勾配が緩やかになったことで、これまで通れなかった大型車両も通行可能に。 約5か月ぶりに、すべての車両が往来できるようになりました。 出雲県土整備事務所 門田修二 土木工務第一部長 「段階的に整備を進めてきましたけども概ね計画通りに進んだと思います。まだ片側交互通行の規制がかかりますので1日も早く本復旧の着手、完成に向けて引き続き取り組んでいきたいと考えております」 大型バスも通行できるようになりましたが、これを待ち望んでいたのが地区の観光関係者。 灯台そばの飲食店では… たつざわ商店 龍澤智子さん 「大型バス、定期バスも通るようになりますので期待できるかなと、年末年始のお客さんが多くなるといいなと思います」 厳しい時期を乗り越えて迎える年末年始。 観光名所・日御碕の完全復活に、期待を寄せています。
山陰放送