一足早い“花見” アーモンドの花が見ごろ 神戸の東洋ナッツ食品で21日からフェス
桜の花にそっくりなアーモンドの花が見ごろを迎えている。神戸市の東洋ナッツ食品の庭園では、21日から2日間、「アーモンドフェスティバル」を開催する。白やピンクの花が咲き誇り、一足早い“花見”が楽しめそうだ。 同フェスティバルは1986年から始まり、今年で26回目。1995~1997年は阪神大震災のために中止したが、1995年も花自体はきれいに咲いたという。
アーモンドは桜と同じバラ科サクラ属のため見間違われやすい。桜よりも10日~2週間ほど早く咲き始め、それを地元の人が桜と勘違いして見物に来たのが、フェスティバル開催のきっかけになった。現在、約60本ほどが植えられている。早咲きと遅咲きがあり、早咲きは現在ほぼ満開で見ごろ。遅咲きは咲き始めという。 例年、2日間で約2万人が来場。家族連れ中心に広島や九州から来る客もいる。雨天決行で、阪神電鉄深江駅から送迎バスがある。23日から26日の間も庭園散策はできる。