松屋が大胆挑戦「史上最強の激辛メニュー」 ガチ中華っぷり話題の水煮牛肉、広報が明かす楽しみ方
牛丼チェーンとして知られる松屋が2025年1月7日、中華料理「水煮牛肉(シュイジューニューロー)」の販売を始めた。あまりの本格ぶりに「食べ方の正解」を問う投稿がXで話題になっている。 【画像】「アレンジでさらに美味しさが広がる」松屋の水煮牛肉 松屋を手がける松屋フーズホールディングス(東京都武蔵野市)に見解を取材した。 ■「とにかく辛かった」けど「痺れや爽やかさといった複雑な風味」 松屋が販売する「水煮牛肉 ~四川風牛肉唐辛子煮込み~」は牛肉をはじめ玉ねぎやキャベツといった具材を、たっぷりの唐辛子、花椒、辣油を使用し、鶏ベースの激辛スープで煮込んだ料理だという。 話題の発端は、Xユーザー・るぅく(@rook_flyer)さんが7日、「興味本位で松屋の水煮牛肉たのんでみたらガチ中華出てきてひっくり返ってる」と投稿したこと。 美味しいとしながらも予想外な香辛料の量に驚き、「初めて松屋で完食を諦めた これ食べ方の正解ある?」と問いかけた。なみなみ注がれた真っ赤なスープも含め、器に盛りつけられた全てを食べようとしたようだ。 投稿は4800件超の「いいね」を集め、スープや香辛料は残すのではと指摘が寄せられたほか、「松屋ってガチ中華まで食えるんだ...」「中華街行かなくても水煮が食べられるなんて」「美味そうじゃねえかオイ!」と、料理の本格中華っぷりも好意的に注目されている。 るぅくさんは9日J-CASTニュースの取材に応じ、水煮牛肉を食べた感想を「香辛料がこれでもかというほど入っていてとにかく辛かった」と改めて振り返った。一方、次のように述べた。 「単純な唐辛子の辛さだけでなく、痺れや爽やかさといった複雑な風味があり、本格的だなと。肝心の牛肉や野菜にも辛味だけでなく旨味が凝縮されていて、とにかくご飯の進む味でした」
肝心の食べ方は?松屋フーズ広報によると...
同日、松屋フーズホールディングスの広報担当も取材に答えた。オススメの食べ方や「完食」の定義を尋ねたところ、下記のように説明した。 「正確なきまりはないと思いますが、本場の方はスープから具材をすくって食べるといわれております。当社でもその食べ方を推奨しており、ポスターなどでも『スープは香り、具材を味わう、それが本当の楽しみ方。』という内容を記載させて頂いております」 水煮牛肉の本格中華っぷりがXで注目を集めていることは、「狙い通りです(笑)」。 また、販売の背景を「万人受けをする味付けではないことは社内でもわかったうえでチャレンジをさせて頂きました。この機会に日本の皆様へ水煮牛肉の美味しさが伝わればうれしく思います」と明かした。広報は下記のようにも伝えている。 「テイクアウトをしていただき、皆さまのアレンジでさらに美味しさが広がるメニューとも考えております。松屋史上最強の激辛メニューに興味をお持ちいただいた事は非常にありがたく、ぜひいろいろな方に松屋の激辛を体験していただきたいと考えております」