東京メトロ、植物工場の「とうきょうサラダ」販売を開始 /東京
東京メトロとメトロ開発は4月6日、人工栽培した野菜「とうきょうサラダ」を販売すると発表した。 「とうきょうサラダ」は、東西線の西葛西から葛西の高架下にある完全人工光型植物工場で栽培している。そのため、農薬や土、虫が付着しておらず、袋を開けたら洗わずにそのまま食べることができる。また、菌の侵入を制限した環境下で栽培することから、雑菌による野菜の傷みが少なく長期保存が可能なことや、外側の葉まできれいに使用できるため、廃棄ロスを少量に抑えることができるというメリットがある。 2015年1月に栽培を開始、特定の品種については安定した栽培が可能となり、収穫した野菜については安全性を確認できたことから販売を開始した。 当面は新鮮な野菜を安定的に供給するために、東西線沿線の飲食店舗を中心に販売する。