オリックス・紅林 宮城との“ミヤクレ”コンビで開幕ダッシュ誓う「よりスタートを大切に」
オリックス・紅林が、同学年の仲良しコンビ・宮城を援護しての開幕ダッシュを誓った。大阪・舞洲の球団施設でエース左腕とキャッチボールを行った大型遊撃手は、「毎年、最初が悪いので。いいスタートを切って、それを一年間続けられるように準備したい」と言葉に力を込めた。 今季は開幕2カードでわずか1安打にとどまるなど3、4月の月間打率・247。昨季23年は不振のため開幕を2軍で迎え、22年も同打率・192と、例年春先に苦しむ傾向にある。それだけに「来年は、よりスタートを大切にしていきたい」と決意した。 公私にわたって親しい“ミヤクレ”コンビの相棒は、すでに来季開幕投手に内定済み。「日本を代表する投手になったので、僕も早く追いつきたいですし追い越したい」と息巻く紅林に、宮城も「彼が引っ張ってほしい」とニヤリ。投打のキーパーソンとも言える2人が、巻き返しを期す岸田オリックスの旗頭となる。(阪井 日向)