シナーが自国開催のATPマスターズ1000大会への出場を断念 [イタリア国際/テニス]
シナーが自国開催のATPマスターズ1000大会への出場を断念 [イタリア国際/テニス]
男子テニス世界ランク2位のヤニク・シナー(イタリア)が自身のSNSを更新し、自国で開催されるATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月8~19日/賞金総額909万4379ユーロ/クレーコート)を欠場すると発表した。 ~シナー選手がローマ欠場を発表したインスタグラムの投稿はこちら~ SNSに昨年の大会に出場したときの写真を投稿したシナーは、「股関節の問題について医師や専門家と再度話し合った結果、残念ながらローマではプレーできないと発表しなければなりません」と報告した。 「2~3日はローマに来て、フォロ・イタリコ(大会会場)に立ち寄る予定です。応援のメッセージをありがとうございます。とても感謝しています。これからロラン・ギャロスに向けて準備をするため、チームや医師と協力していきます」 1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初優勝を飾った22歳のシナーは今季ここまで6大会に出場し、2月のロッテルダム(ATP500/室内ハードコート)と3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)でもタイトルを獲得するなど28勝2敗の戦績を残している。 ローマに2019年から昨年まで5年連続で出場していたシナーは2022年のベスト8が最高成績で、第8シードとして臨んだ昨年は4回戦でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)に7-6(3) 2-6 2-6で逆転負けを喫していた。
テニスマガジン編集部