誰が一番? 競馬芸人の予想的中レース 直近GI10戦データ付き
今週末は待ちに待ったジャパンカップ。競馬芸人たちも年越し費用を稼ぐため必死の予想を繰り広げている。かつて関西の競馬番組で司会を務めていた麒麟の川島明(45)は、GⅠレース3週連続や番組卒業の日の宝塚記念を的中させるなど数々の“伝説”をつくってきた。では、現役では誰が最も勝っているのか? 【写真】徳光和夫80歳「破滅型ギャンブル人生」の終着駅 霜降り明星の粗品がついに連敗からの脱出だ。先週のマイルチャンピオンシップ(CS)で3連単12万8450円の大穴を的中させ、ヴィクトリアマイルから続いていたGⅠ10連敗の長い長いトンネルを抜け出した。 粗品は自身の公式YouTubeチャンネルで競馬予想を披露。本人は「僕が買わんかったら来るし、買ったら来ません」とするほど絶不調で、粗品が買った馬は敗れるという「粗品の呪い」もあった。ファンからも「乗っかって何回か買ったけど、初めて的中しました」「まさか呪いを解くとは思わなかった」と連敗をネタにした温かいコメントが相次いでいる。 見渡せば、競馬で家を購入したインスタントジョンソンのじゃいら、競馬愛が強く、さらに予想に関して一芸に秀でた人たちが多くいる。 5月のオークスから先週のマイルCSまでGⅠ直近10戦の勝率を比べてみた。 ■霜降り明星・粗品 マイルCSで単勝4番人気のソウルラッシュが1着。12万馬券になった3連単を見事に的中させた。ただし、直近10戦はそのマイルCSの的中だけ。まだ31歳ながら生涯収支マイナス4億円と豪語する。 ◇10戦1勝 ■爆笑問題・田中 07年の皐月賞で7番人気のヴィクトリーを軸に3連単(162万3250円)と馬連(9万4630円)をダブルゲット。投資額は4万3000円で、797万8000円の配当を得た。生粋の穴党のため勝率には恵まれず、直近のGⅠでは結果が出ていない。 ◇10戦0勝 ■徳光和夫 1997年2月の船橋競馬場で20万円馬券を的中させ、808万円の払い戻し。本人いわく、「8番と10番を買ったつもりが、老眼でマークシートを間違ってしまい8番-9番を買ってしまった。4000円持っていたもんですから800万円になった」という。後日談があり、奥さんには400万円当たったと言って100万円を渡したが、翌日のスポーツ新聞でバレて「セコイ人」と叱られたという。ただし、これまで競馬とボートレースにつぎ込んだ総額が10億円を超えている。 ◇10戦0勝