男子チームスプリントで悲願のメダル獲得を狙う! 日本時間7日0時30分からパリ五輪・自転車トラック競技2日目がスタート
日本時間8月7日、パリ五輪・自転車トラック競技「女子チームパシュート予選」と「男子チームスプリント準決勝~決勝」「男子スプリント予選~1回戦敗者復活戦」「女子ケイリン1回戦~敗者復活戦」「女子チームパシュート1回戦」が行われる。日本勢は「女子チームパシュート」に池田瑞紀(30歳)、内野艶和(22歳、日本競輪選手会)、垣田真穂(19歳)、梶原悠未(27歳)らが、「男子チームスプリント」には長迫吉拓(30歳)、小原佑太(28歳、日本競輪選手会)、太田海也(25歳、日本競輪選手会)が、「男子スプリント」には小原佑太(28歳、日本競輪選手会)、太田海也(25歳、日本競輪選手会)、「女子ケイリン」には佐藤水菜(25歳、日本競輪選手会)、太田りゆ(29歳、日本競輪選手会)が登場する。 日本勢が出場する「女子チームパシュート」は日本時間7日0時30分から予選がスタート。出場選手は池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂、梶原悠未の4名だ。 4人1組のチームで先頭交代しながら4km(250mバンク16周)を走る中距離種目で、「団体追い抜き」とも呼ばれる。対戦チームはそれぞれホーム側・バック側のセンターラインからスタートし、3番目の選手がゴールしたタイムを競う。相手チームを追い抜いても勝利となる。 勝利の鍵は4人が織りなす1本ラインで、4人の力を合わせて維持するスピード、風圧と戦うための一糸乱さぬチームワーク。同種目は今年2月、「アジア選手権トラック2024」で前年に出した日本記録を大幅に上回る好タイムで優勝。日本新&アジア新で連覇を達成した実績がある。 同じく日本勢が登場する「男子チームスプリント」第1ラウンド(準決勝)は1時59分スタート。日本代表は長迫吉拓、小原佑太、太田海也の3名が出場予定だ。同チームは6日に行われた予選で、日本記録を更新する42秒174のタイムで全体4位となり、好スタートを切っている。勝ち進んでメダル獲得となるか注目だ。決勝は2時55分にスタートの予定。 「男子スプリント予選」は19時45分にスタート。日本からは小原佑太、太田海也が出場する。 今年2月に行われた「ネーションズカップ」第1戦で男子スプリントで太田海也が金メダルを獲得。また太田は同大会で3つのメダルを手にしており、五輪でもメダルに近い選手と言える。 スプリントは1対1で対戦する種目で、1周250mのトラックを3周を走り着順を競う。タイムを競うのではなく、着順で1着の選手が勝利となる。ただし、スプリントは予選のみタイムを競う。 「ハロン」と呼ばれる助走つきの200mタイムトライアルの結果でトーナメントの組み分けが決定する。勝ち上がりが進むと「3回戦方式」となり、先に2勝した選手が勝者となる。敗者復活戦という独特のルールもあり、1日に何回も出走する過酷な種目で、スピードだけでなくスタミナも必要になる。 「女子ケイリン」は20時26分にスタート。日本からは佐藤水菜、太田りゆが出場する。 佐藤水菜は、昨年のガールズGPの覇者で、競技では昨年の「ネイションズカップ第1戦、第2戦」、今年「ネイションズカップ第1戦」に出場し3大会すべてで金メダルを獲得。まさに金メダルに最も近い存在と言えるだろう。 ケイリンは日本発祥のオリンピック種目。1組最大7名の選手でトラック6周を走り、着順を競う。タイムを競うのではなく、各組の着順の上位選手が次のラウンドに進むことになる。 3周までは先導するペーサーが選手たちの風よけになり、残り3周まで集団のスピードを上げる。ペーサーが退避した残り3周からが勝負どころ。脚力はもちろん、集団の好位置を確保しタイミングを見計らって勝負をかける選手も。駆け引きを制し、1番にフィニッシュラインを通過した選手が勝者となる。 なお、各種目は民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料ライブ配信される。 ■タイムスケジュール(日本時間7日) 0:30~ 女子チームパシュート予選<BR> 1:59~ 男子チームスプリント第1ラウンド<BR> 2:14~ 男子チームパシュート第1ラウンド<BR> 2:55~ 男子チームスプリント決勝<BR> 19:45~ 男子スプリント予選<BR> 20:26~ 女子ケイリン第1ラウンド<BR> 20:52~ 女子チームパシュート第1ラウンド<BR> 21:30~ 男子スプリント1/32決勝<BR> 22:10~ 女子ケイリン敗者復活戦<BR> 22:30~ 男子スプリント1/32決勝敗者復活戦<BR>