ダノンデサイルは戸崎圭太でアメリカJCCへ 前年ダービー馬のアメリカJCC出走は26年ぶり【次走報】
GⅠ有馬記念で3着に終わった昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡4・安田)は、1月26日に中山で行われるGⅡアメリカJCC(芝外2200メートル)に戸崎圭とのコンビで挑むことが分かった。4日、安田調教師がX(旧ツイッター)で発表したもので、前走後も栗東トレセンでトレーニングが続けられており、この日は坂路で4ハロン55・0ー13・0秒をマークしている。 【写真】アメリカJCCを制したダービー馬 安田師は有馬記念後の疲労回復が早かったことを明かし、予定していた放牧に出すことなく「短期間で出走することでどんな変化を感じることができるかを知るために」アメリカJCCへの出走を決めたと説明。有馬記念の3着という結果にも「春に感じていた走りとは程遠く重苦しさが見受けられ横山典弘騎手も同意見でした」とした。 デビューからコンビを組み続けてきた横山典からの乗り替わりについては「横山典弘騎手は先約があることと、レースにおいて新しい意見を求めるという意図から次走は戸崎騎手に騎乗してもらいます。横山典弘騎手も理解してもらった上での戸崎騎手の依頼であり、コンビを解消するものでもなく、ダノンデサイルのパフォーマンス向上を目的とした決断です」と経緯を細やかに伝えた。 前年のダービー馬がアメリカJCCに出走するのは1999年のスペシャルウィーク(1着)以来、26年ぶり。安田師は「引き続きダノンデサイルの応援をしていただけると幸いです」とファンに呼びかけてメッセージを結んだ。
東スポ競馬編集部