『おっさんずラブ』が帰ってきた!田中 圭さん&林 遣都さんが感じるお互いの変化とは
日本じゅうに社会現象を巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』が、5年ぶりに帰ってきます! ひさびさのチーム集結に胸躍らせる田中 圭さんと林 遣都さんに、その意気込みを伺いました。 【写真】林 遣都さんをバックハグする田中 圭さん
田中圭さん&林遣都さんインタビュー。「家族やパートナーでも求めすぎないことが大切」
2018年、流行語大賞トップ10にノミネートされるなど社会現象にまでなった、ドラマ『おっさんずラブ』。不動産会社に勤務する春田創一(田中 圭さん)と後輩の牧 凌太(林 遣都さん)とのピュアな恋愛を描き、翌年公開された映画『劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』で無事に大ハッピーエンドを迎えたと思っていた人も多いはず。ところが、なんとこの冬、続編ドラマ『おっさんずラブ–リターンズ–』として、お茶の間に帰ってくることに! 出演する田中さん、そして林さんも、再び大好きな作品に携われるとあって、その胸の高鳴りを隠しきれない様子。
●待望の続編は喜び半分、怖さ半分
田中さん(以下田中):前作の現場は、とにかく楽しくて、スリリングでした。でも、自分たちの年齢や状況は当然あのときとは変わって、周囲からの期待も高い分、それにどこまで応えられるかなという不安も。『また集まれるんだ!』という喜びと、『またやるの?』という怖さの両方があります(笑) 林さん(以下林):自分は純粋に『おっさんずラブ』に関わる方たちが大好きで。違う作品でもいいから、またいつかこのチームでお仕事がしたいと思っていました。なので、念願かなって今はワクワクが大きいですね。 ―― 5年というと、それなりに長い年月。お互いに変化を感じる部分はあるのでしょうか。 田中:僕は落ち着いて、大人の男性になったかなって(笑)。だけど、遣都くんは変わらないですね。 林:そんなことないですよ! 最近は取材の場で落ちついて受け答えができるようになりましたし、以前より規則正しい生活を送っているので、見た目は逆に前より若返ったんじゃないかな(笑)
●2人の関係性は“恋人”から“家族”へ
―― 今回描かれるのは、恋模様から一転、春田&牧の家庭内やご近所で起こる出来事。 田中:2人の関係性が“家族”という次のステージに入ったことで、観る方にとっては、これまでよりも身近で共感できる話題が多くなるのではないかと思います。 林:恋人として深くつながったはずなのに、家族になったとたん、家事の分担などささいなことでケンカになったり…共感ポイントが多々ありますね。 田中:でも、遣都くんは家事をしっかりやっているもんね。 林:やるようになりましたね。けれど、家族やパートナーでも、 お互いのがんばりを理解しようとしても、しきれないときがあると思うんです。そういうときは、わかってもらおうとしない。逆に、相手には実際に思っていなくても、感謝を伝えることも大事なのかなと。そこには、“うそがあってもいい”くらいの気持ちでいいと思うんです。 田中:春田と牧を見ていても思いますが、相手に“求めすぎない”というのは、大事ですよね。『自分はこれだけやっているんだから、もっとこうしてほしい』と求めてしまうと、2人の気持ちがすれ違っていっちゃう。やってくれてうれしいという気持ちでいると、すてきな家庭が築ける気がします。 発売中のESSE2月号では、ほかにもキャストの皆さんとのエピソードや、今号のテーマ「太らない暮らし」にちなんだお話を伺いました。要チェックです!
ESSE編集部