スバルの「和製スポーツカー」公開!? 精悍顔の“2ドアクーペ”どんなクルマ? 特許庁公表、なぜ?
特許庁が「SUBARU SPORT MOBILITY Concept」の意匠を公開
スバルが2023年秋に開催された「ジャパンモビリティショー」で世界初公開した2ドアの「SUBARU SPORT MOBILITY Concept」。 その後、2024年3月18日に特許庁が似たデザインの意匠を公開しました。 【画像】超カッコいい! 斬新2ドアクーペ! 画像を見る(40枚)
SUBARU SPORT MOBILITY Concept(スバル スポーツモビリティコンセプト)は、スバルが電動化時代も日常から非日常まで意のままに運転し、いつでもどこへでも自由に走って行ける愉しさを表現したもの。 SUBARU SPORT価値の進化を予感させるBEV(電気自動車)のコンセプトモデルです。 見た目は短めな全長ながら大きく張り出したような全gフェンダーによりワイドなボディを表現。 デザインでは、ボディパネルの面数やキャラクターラインを極力少なくしています。 それでいて、張りのあるクリーンな立体でプロテクション感と空気の流れを感じさせる造形としていました。 パッケージングは、ドライバーを中心に、四輪を意のままにコントロールするイメージを基本骨格に。 それにより、低く座りながらも視界と見切りの良さを確保する事で、安心して走りを愉しめるスタイルを実現しています。 なおスポーツモビリティコンセプトをデザインした担当者は次のように話していました。 「スポーツモビリティコンセプトでは『どんな道でも意のままに楽しく走れること』をコンセプトとして開発しました。 今のクルマの全幅や全長を気にせずにデザインの表現にトライしてみようと。 そこでキャビンはできるだけコンパクトにして、さらにグラスキャノピーを採用することで360度の視界を確保しました」 ※ ※ ※ このような特徴を持つスポーツモビリティコンセプトですが、その見た目からも分かるようにあくまでもコンセプトモデルなようです。 今回、特許庁が意匠を公開したことでSNSでは「まさか市販化?」というような憶測が飛び交いました。 しかし、同タイミングにはトヨタ車体やダイハツなどもジャパンモビリティショーで展示したコンセプトモデルの意匠が公開されています。 意匠制度は、新しく創作された意匠を創作者の財産と位置付け、その保護と利用のルールについて定めることにより、意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与することを目的ものです。 そのため意匠登録されたからといって、必ずしも市販化されるというわけではなさそうです。
くるまのニュース編集部