（写真：レスポンス）

グローバル展開を強化するヒョンデの高級車ブランド「ジェネシス」は、カザフスタン市場への参入を発表した。アルマトイで開催されたイベントで、ジェネシスは現地ディーラーのアスタナモーターズと提携し、同国市場に複数の車種を投入する準備が整ったことを明らかにした。 カザフスタンに参入するジェネシス

この提携により、カザフスタンの顧客は高級車ラインナップに加え、卓越したサービスとサポートを受けられるようになる。同イベントでは、アルマトイのリッツカールトンホテル内に設置されたジェネシス初の専用ショールームのオープニングも行われた。

ジェネシスのカザフスタン進出は、アルマトイのヒョンデのカザフスタン工場の存在によってさらに強化される。アスタナモーターズが運営するこの最新鋭の生産施設は、現地自動車産業の発展に重要な役割を果たしており、高品質なヒョンデ車を組み立てている。

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市場参入をさらにサポートするため、ジェネシス車もこの工場で組み立てられる予定だ。これにより、地域の顧客に精密に作られた車両を提供できるだけでなく、ヒョンデの現地市場への投資と支援へのコミットメントも示すことになる。

カザフスタン市場への参入は、ジェネシスのグローバル成長戦略の一環だ。新興市場の同国に進出することで、CIS地域の高級車ファンの進化するニーズに応え、パフォーマンス、デザイン、安全性、革新性という同ブランドの核心的価値を体現した車両を提供することを目指している。

カザフスタンの顧客は、『G70』、『G80』、『GV70』、『GV80』モデルを含むジェネシスのラインナップを体験できるようになる。同ブランドのフラッグシップセダン『G90』は、2025年から同地域に導入される予定だ。

ジェネシスはまた、2025年末までにカザフスタン国内の主要都市に3つの専用ショールームを追加で設置する計画を発表した。これらのブランドスペースでは、顧客がブランドとモデルを間近で体験できる機会を提供する。